手話についてのQ&Aを紹介していきます。
Q.手話は世界共通ですか?
A.手話は国ごとによって異なります。視覚による言語なので似ている単語があっても別言語です。
国際的な交流をはかるために国際手話というものもありますが、使える人は限られています。
Q.手話にも方言がありますか?
A.あります。地域差があるので現地の人に教えてもらいましょう。
Q.文法は日本語と同じですか?
A.手話には『日本語対応手話』と『日本手話』があり、日本語対応手話は日本語の文法と同じです。日本手話は日本語とは異なる文法を持っており、顔の表情なども文法を表しておりとても重要です(感情ではなく意味を表している)。『日本語対応手話』は中途失聴者や難聴者が、『日本手話』は、ろう者が使う事が多いですが、地域や環境などによって異なりますので、かならずしもそうとは限りません。
Q.聴覚障がい者はみんな手話ができますか?
A.必ずしも、手話ができるとは限りません。聴力によっても違いますし様々な環境によって異なります。情報を伝える時には手話・口話・筆談など相手にあった手段を確認する必要があります。